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大きさ、時間及び強弱に依る性交の様態
性器の点から、男の種類はシャシャ(兎)、ヴリシャ(牛)、及びアシュヴァ(馬)である。 次に、女はムリギー(牝鹿)、ヴァダーヴァー(牝馬)、及びハスティニー(牝象)である。 その場合、互いに対応するものの性交によって、3種類の同種性交が存在し、 種別の混同によって6種の異種性交が生じる。 異種性交において、男子の性器が大である場合には緊密な性交が行われ、その際2種の高度性交が存在する。 更に、種別が離れている1つの場合が最高度性交である。 また、これと反対の場合にも、2種の低度性交が存在し、更に種別が離れている1つの場合が 最低度性交である。 これらの中で、同種性交がもっともよく、「最」という語を伴う二者が最も悪く、 その他の場合は中程度である。 普通の場合であっても、高度性交が低度性交より勝れている。 以上、性器の大きさから見て、9種の性交がある。 愛打の方法 「カーマはその本質上争いであり、また劣悪な性質のものであるから、 性交は一種の争いである。」と、人々はいう。 愛打は情欲の劇しさによって行われるものであるから、性交の一部分である。 愛打をなすべき場所は、両肩、頭、乳房の間、背中、陰部、腋である。 愛打には、手の背で行うもの、指を少し曲げて掌(てのひら)に窪みを作ってなすもの、 拳でなすもの及び平手でなすものの4種がある。 愛打は痛さを与えるものであるから、その際にシート音が発せられる。 これは多くの種類があり、叫び声は8種である。 (中略) 女が男のひざに座っているときは、女の背を拳で打つ。 その際、女は、あたかもそれを厭うかのように「雷鳴」「泣き声」あるいは「鳩の啼声」 をだし、また打ちかえすべきである。 陰茎を没入している間において、女の乳房の間を手の背で打つべきである。 はじめは緩やかに、情欲が昂進して最高頂に達するまで続けるべきである。 その際、ヒンという音声などを、無制限に、熱烈に、また種々に、このときにこそ用いるべきである。 (中略) 胸に楔(くさび)を、頭に鋏を、両頬に針を、乳房と腋にかん子をというのは、 前述したところとともに、南部地方の人々の間に行われる愛打の8種類である。 その地方の若い女には、胸に楔の痕が見られる。これは地方的な習慣である。 かかる習慣に関し、ヴァーツヤーヤナは 「これらの愛打は有害で、野蛮な行為であり、しりぞくべきである。」と考える。 人は土地の習慣と異なったことを他処で行うべきではない。 また、その際、危険をもたらすことを避くべきである。
見てのとおり、抜くためのエロ本ではなくて、お堅いセックス教本といってもよいでしょう。
カーマというのは性愛、スートラは経典という意味だそうです。
マッラナーガ・ヴァーツヤーヤナ(Mallanaga Vatsyayana)さんいう人が書いたそうですが、 趣味で書いたのか金銭を得るための仕事として書いたのかは定かではありません。 魔羅長という語呂もなにやら胡散臭さを感じさせます。
参考文献:完訳 カーマ・スートラ(ヴァーツヤーヤナ、岩本裕)
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波斯(ペルシア)
匂いの園 印
カーマスートラ |